予防歯科
石田おさむ歯科医院が
予防にこだわる理由
一般的に健全な歯をむし歯から守ったり、
歯ぐきを歯周病から守ることを言いますが、
当院ではむし歯や歯周病のリスクを把握して、
発症を未然に防ぐ一次予防と
発症してもしっかり治療して再発しないようにする
再発予防(二次予防)に力を入れています。
生きることは食からはじまると言われるように、
健康なからだ作りには食べることは欠かせません。
予防歯科の役割は、健康なからだをつくり、
維持するために
かけがえのない歯やお口の機能を
守ることにあります。
予防には、病気にかからないようにする一次予防と
一度は病気になってしまっても再発しないようにする
二次予防(再発予防)があります。
一般的な予防歯科は一次予防をさし、
むし歯に罹患させない歯並びを生涯維持する
カリエスフリーが目標になります。
また、不幸にしてむし歯になってしまったとしても、
むし歯になる原因(リスク要因)を
取り除いて再発から
歯を守ることは、
いくつになっても自分の歯で食べるためにも
とても大切です。
あなたは、
むし歯や歯周病、入れ歯で
悩んだことはありませんか。
ヒトの歯は乳歯から永久歯に生え変わりますが、
一度失ってしまうと
二度と生えてくることはありません。
歯は食べ物をかみ砕いて
消化器官へ送るための臓器です。
人間の歯は32本(親知らずを除けば28本)の
永久歯が連なって
歯列という立派な臓器を形成します。
1本でも歯を失うと歯列は
その機能を著しく損ない、
噛みにくくなるだけでなく
顎の関節や姿勢にまで影響を及ぼします。
場合によっては、
肩こりや頭痛の原因にもなります。
歯を失ったまま治療しないでいると、
歯が傾いてきたり、
かみ合わせが変わることもよくあります。
上あごの奥歯を失ったままにすると
痴呆症のリスクが高まることもわかっています。
歯の衰えは全身の機能低下(フレイル)を早め、
寝たきりや介護を受ける生活になる年齢、
いわゆる健康寿命を短くしてしまいます。
歯をむし歯から守ることは、
自分の歯で食べるだけでなく、
お口の機能低下(オーラルフレイル)を予防し
ひいては全身の健康維持にも繋がります。
生涯にわたってむし歯から歯を守る
カリエスフリーを実現することが
予防歯科の目的です。
歯を失う理由は
むし歯だけではない
むし歯と共に歯を失う二大疾患のもう1つが
歯周病です。
歯ぐきの炎症(歯肉炎)が進行すると
歯の根を支えている骨(歯槽骨)が溶解し、
歯がグラグラしてきます。
むし歯の様な痛みがあまりないことから、
放置すると重症化しやすく気づいたら抜歯を
余儀なくされることも少なくありません。
歯周病は歯を失いかねない病気であるだけでなく、
全身にも多大な悪影響を与える怖い病気です。
その理由は歯ぐきの慢性炎症である
ということです。
歯ぐきの慢性炎症は血糖値のコントロールを乱し、
糖尿病の発症に関係しています。
歯周病は糖尿病の第6番目の合併症として
認知されており、
歯周病の治療は
全身の健康にとっても重要で、その予防を
行うことが健康寿命の延伸にもつながるのです。
石田おさむ歯科医院独自の
歯周病予防プログラム
当院では、むし歯・歯周病になりやすいかどうかを
調べる
リスク検査を実施し、
患者様ごとのリスクに応じた予防プログラムを
提供しています。
むし歯・歯周病を引き起こすリスクの
大きな要素となっている
歯垢(細菌の塊)を
除去するためには、
日頃のブラッシングが基本となります。
ブラッシングには歯ブラシだけでなく、
歯間ブラシやデンタルフロスを使った方法を
指導致します。
歯垢が強固に張りついたネバネバが
バイオフィルムです。
ブラッシングでは落ちなくなったバイオフィルムを
取り除くのが、
歯科衛生士が主体となって行う
PMTC(プロが行う歯垢除去)です。
Message
人生100歳の時代です。生きるとは食べること。
あなたが生涯にわたり、自ら食べるための
大切な臓器、それが歯や歯周組織です。
歯や歯周組織を病気から守るのが予防歯科です。
私たちは、あなたが乳歯のときから生涯にわたって役割を果たし続ける永久歯の時代を通して、
お口の健康サポーターでありたいと考えます。